Fov=45mm
D850/bellows/EL-NIKKOR 80mm F5.6(rev)
2019冬の石フリマでだぶさんから身請けたもの。溶融塩電解、というものがどういうものかわからないのだけれども、とにかく人工的に作った標本ということ。銀灰色のところがチタン本来の色で、カラフルなところは干渉皮膜。
これが六方晶ですと!? とよく見ると六角板状が積層してちくちくした樹状になっている。ぜひFlickrでオリジナルサイズを見てやってほしい!!
結晶面で光が反射してさぞ撮りにくかろう…と思ったけれどもわたしが選んだレンズはEL-NIKKOR 80mm(旧型)。これをリバースにするとたいへん逆光、迷光に弱い。素直に100mm帯でいいものを使っておけばいいのに、何か80mmでいこうという気になった。
撮像範囲ギリギリまでフードをこしらえ、わたしにしては珍しくトレーシングペーパーを多用して強い光をディフューズ。あんがい撮れるものだと自画自賛。細部でハロしまくりなところもあるけれど許して。
チタンって男の子の金属だよなあ…とか思いながら、これが今年最後の鉱物写真になるのでは。撮り終わってからはたと気がつく。しっかりばっちり撮ろうと思っていても、迂闊なわたしは一枚目をブレブレで撮ってしまっていたことに気が付かず、深度合成ソフトを一度途中終了させてリトライした。
こういう粗忽さはなかなか治らないもので、きっと来年もどこか抜けた鉱物写真を撮りまくるんだろうなあと。よければ来年もときたま覗いてみてください。無理のないペースで写真を撮ってブログに残しますので何卒おひとつ。
[今年はルースより標本多めな一年だったナ~]