Schladming Austria
FoV=9mm
D610/Bellows/OLYMPUS ZUIKO MACRO 1:3.5 f=38mm
1cm未満の標本をマイクロマウントというのだけれども、
わたしは高倍率のマクロが好きなこともあり、
部屋でしみじみとこれらを撮るのが至福のとき。
なんといっても撮影と観察を同時にできるのがいい。
この標本は何か丸い鉱物がぽろりと抜け落ちた穴かな?
と思っていたら、よくみればトゲが刺さったような結晶が一本。
なんと、この穴は晶洞だったのか。
ずいぶん地味な晶洞だけれども、それが逆にわびさびを感じさせる。
ジプサム。いわゆる石膏のマイクロマウント標本。
こちらはオーストリアのシュラートミンクという場所からのお越し。
すごくわたし好みの標本で、観察と撮影しがいのある石だった。
細部に神は宿るといいますが、これを見ると神妙な気分になる。
これからもよき石たちに(お安く)出会えますようにと合掌。