ベルボンの外付け赤外線リモコン Velbon 『Twin1 R4N』

D850を導入したものの、今まで使えていた赤外線によるリモコンが本体対応しておらず、しばらく高倍率マクロに使えず悶々としていましたがもう大丈夫。
10ピンターミナルにちょこんと装着する赤外線受光器のものをベルボンが出していたので、さっそく取り寄せてみました。

だだだだ、ダセェ!!!!!!!11
￥5000以上したリモコンのくせにこの残念なデザイン!!!!!

_人人人人人人_
> リモコン <
￣Y^Y^Y^Y^Y￣

これはいけない。
ベルボン社は可及的速やかにまともなデザイナーを雇われるべき。

パッケージデザインは救いようがないけど要は中身だぜ中身… と心を鎮めて開封。

うん、かわいい。
スティッチ仕様の単3エネループは大きさ比較のために置いた。
リモコンの電池も小さくてかわい……い?

_人人人人人人_
> 　2　3　A <
￣Y^Y^Y^Y^Y￣

始めて見たぞ。この規格の乾電池。
単5でも単6でもなく23A。
製造が韓国の「セキュライン社」で、ベルボンは輸入代理店とのことなので、
韓国だとこの23Aという電池がメジャーなんだろうか。

気を取り直して装着して試写。
D850は対応機種に含まれていなかったんですが、10年近く前の製品とのことなので仕方ない。それでもロングセラーでいまだに新品が手に入るのだから、実績はあるのだと思う。単に在庫が残っているという考え方もできるけど。

結論:D850での使用は問題なし。動作良好。

なかなか使い勝手がいいです。
今のリモコンレリーズは電波式がメインなんですが、ニコン純正が非常に使いにくいアダプタ噛ませての使用になるうえ高額。しかも見るからに耐久性に不安のある形なので、これはないなと見限り早々にサードパーティ製を探したんです。

Nikon ワイヤレスリモートコントローラーセット WR-10

出版社/メーカー: ニコン
発売日: 2012/12/15
メディア: Camera
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他のものでもっと安くてホットシューに乗せるタイプのものもあるんですが、受信部分が大きくなりがちで、取り外しが面倒そうだなと。カメラ本体に不要な出っ張りがあるとよくないことが起こるため、できるかぎり邪魔にならないもの。さらに可能であれば通常でつけっぱなしにできるようなコンパクトさを求めると『Twin1 R4N』がいいのかなと思い、飛びつきました。

わたしはマクロ。しかもベローズ装着の撮影台を多様するので残念ながら導入を諦めたのですが、社外の縦グリップもオススメできるかも。こちらは赤外線受光窓があるので、減りがちなD850のバッテリーの弱点も克服しながら、手軽な赤外線リモコンが使えます。

DSTE MB-D18 赤外線リモコン垂直バッテリーグリップ + 2x EN-EL15 バッテリーパック Nikon D850

出版社/メーカー: DST Electron Technological Co., Ltd
メディア: エレクトロニクス
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この手の縦グリを装着すると、ニコンのPBベローズシリーズでは縦横切替のレボルビングのさい、大きすぎるためレールに干渉して回らなくなるのです。ニコンデジタル一眼レフのフラッグシップであるD一ケタ機でも同様です。

わたしがメインで使うPB-6は『PB-6D』というゲタを履かせるアクセサリーがあるのですが、これがとっくにディスコン。オーションに出ても争奪戦。さらに延長ベローズ『PB-E』を使うことが前提となると『PB-6D』がみっつ必要になります。

今までわたしは『PB-6D』を使う必要がなかったので持っていませんでした。こんなことなら早い時期に集めておくべきでした。アクセサリーは必要なときに手に入らないので、目についたら買えという先人の教えが刺さります。

閑話休題。

赤外線の受光器を10ピンターミナルに装着。受光器の電源はカメラ本体から供給されるのでコンパクト。こういうのでいいんだ。

ちょっと端子カバーがプラプラするけどご愛嬌。
マニュアルレンズで絞りを操作するときは受光器をかわしての操作が必要となり、レンズの持ち方によっては鏡筒を支えるときに指に当たったりすることもあるかも。ひとまずわたしには許容範囲。気になるようだったらマクロのときだけ受光器を装着する形ににするけれど、10ピンターミナルはなんか脆弱なイメージあるので頻繁にアクセスしたくない。
しばらくこのままつけっぱで使って、使い心地を追求していきたい。

総合評価としては十分実用に堪えるので、ひとまずは買ってよかった。

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