役場に用事があり、のほほんと一人旅気分で父の産まれた街へ。
千葉にあるこの街は、わたしの住む街から一時間ちょいでたどり着く。
お世辞にも栄えているとはいえない駅前をちょっと外れると、
上写真のような田園風景が見えてくる。
平素、父の実家には用がなく、役場で書類をもらったあとは、
父の生家を訪ねてみるかー と軽い気持ちで望みすぎた。
炎天下、三時間くらいは歩きづめで吐き気と頭痛。
軽い熱中症の症状を呈したので離脱した。
はい、迷子です。
四方が田んぼに囲まれた段階で、携帯付属の電子コンパスに頼りつつ
ほうほうの体で駅までたどりつくことができた。
田舎こわい。
田んぼが多いせいか、トンボがぶいぶい飛んでいた。
こんなに大量のトンボが、わたしの街から一時間のところにあるのか…
と、しみじみシャッターを切らせてもらう。
トンボはかなり寄っても逃げないので容易い被写体だ。
アオダイショウさんのマンション訪問。
暑いので排水口から身体の一部のみ出して、
通行人を眺めていらっしゃる。
ああ、確かに子供のころにもこんな光景を見た気がする。
田舎。といっても過疎化の進んだ僻地という意味ではなく、
わたしの故郷という意味ではあるが、やはりカルチャーショックは大きい。
本物の僻地に住んでいるひとからすれば、こんなもの本当の田舎ではない。
という感じであろうね。
歩いて駅までいけるなど笑止。みたいな。
田んぼの道は直射日光から逃れる術なく、
ちょっとした神社仏閣のベンチがどれだけ助かったことか。
今は軽く腰痛持ちなので助かりました。
お地蔵様、ありがとう。
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[↑田舎はあと20年は行かなくてもいいかー]
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