個性的なオールドズームレンズでいいのは何かないか?
と、某所で聞いたところによると
「ヨンサンハチロクだな」
ということであったので、ちょっと前に手に入れた。
Zoom-NIKKOR 43-86mm 1:3.5だ。
この日記の写真はすべてこれで撮っている。
驚きの最短撮影距離1m…
これではマクロマニアとしては不満すぎる。
お花も寄れず、上のバラはほぼテレ側最短で撮ったもの。
写りはひとまず置くとして、撮っていてストレスがたまる。
どことなくボンヤリしてて、どことなくピンがこない。
色は古色蒼然とまではいかず、なんというか中古な写り。
さる人がこういっていた。
「ニッコール千夜一夜ですら『実用的な写り』と明言を避けたレンズ」
…実用的な写り?
わたしが手に入れたのはai化されてマルチコートも乗ったシリアルだが、
なんとも古めかしい写りをするレンズ。
というのが第一印象だ。
単焦点を使い慣れていると歪曲もかなり感じるし、
いくら絞っても厳密にピントを合わせているのに画像がユルい。
それなのに凄いのが色ズレがあまり感じられない点だ。
ニコンのデジタル一眼はボディ内である程度収差補正をしてしまうのだけれども、
普通にスナップするくらいなら問題にならない。
ああ、これが「実用的な写り」というものか。
と、ひとり納得。
が、カテゴリを増やすほど使わないだろう。
いかんせんわたしには最短撮影距離が短すぎる。
というわけで「その他撮影レンズ」というものを新設。
これからも、こういうレンズが出てくるだろうし、
借りたレンズで撮影することもあろう。的な感じで。
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