D600/ bellows/Ernst Leitz Wetzler Summar f=8cm
スリランカはコロンナよりお越しのサファリンちゃん。
一部ではサフィリンとか伸ばしてサファーリンと呼ばれている。
サファイアと名前が似ているのは、発見したときサファイアみたいだったから、
このような偽サファイアのような名前をつけられたという説がある。
ちょっと色の出方が肉眼よりも明るめにしか撮れないので、
写真を出すかどうかしばらく悩んだ末、また撮ればいいか!!
と、結論が出たので公開することに。
数ある宝石の中でも、サファリンの色はすこし不思議。
濃いブルーでちょっと灰色がかっていて、暗いけどよく光る…
ルースのサファリンはちょっと言葉では言い表せない魅惑がある。
いわゆるレアストーン。といわれる石だけれども、
レアストーンの中では『有名』なほうだろうと思う。
レアなのに有名とはこれいかに。という感じではあるが、
サファイアに似た名前が幸いしているのか、
案外知られた石となっている。
御徒町の宝石屋街でも、運がいいと一軒二軒くらいはルースの取り扱いがあったりする。
そんなに高くないけどいいのは滅多に出てこない。
透明度が高いとお高くなってくるけれども、
この石はちょっと暗めなくらいがいい。
明るいと若竹のようになってグレードの低いエメラルドやパライバ。
もっといってしまうとサファイアのようになる。
この土俵ではちょっと彼らには叶いそうもない。
サフィリンちゃんには暗いヴェールの向こうで神秘的に振舞っていてほしい。
D600/bellows/ZUIKO MACRO 1:3.5 f=38mm
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