D610/Micro NIKKOR 60mm/F2.8G
Indonesia
FoV=50mm
インドネシアからお越しの、マルハナバチの名前を持ったジャスパー。
はて、マルハマバチとはと思って画像検索をすると納得の色。
日本的にはクマバチの背中の黄色。花の花粉の色だ。
オレンジがかった色濃いイエローと、中央の模様に惹かれてお迎えした。
D610/bellows/Canon MACROPHOTO LENS 20mm f/3.5
Indonesia
FoV=14mm
黄色いところはモザイク状にヒビが入っていて、そのさかいめから色のグラデがある。
寄って観察してみれば花粉というよりみかんの房の中のようだった。
?状に色が抜けているところには極小の、水晶がひっそりきらめいている。
こういう控え目な特徴が写欲をそそる。
ジャスパーだから染色が可能。しかしこのジャスパーはまさしく天然無加工。
ポリッシュを施す前と施したあとでこんなにも違う。
そういった意味で、カボションの裏はザラリと未加工のほうがうれしい。
裏面もモザイク状の部分がくっきりとわかる。
透明でもなく輝きもしない。
そんな石たちが愛おしくて仕方ない今日このごろ。
石に対していろんな楽しみ方を見いだせることの嬉しさは格別だ。
[↑バンブルビ~ バンブルビ~(トランスフォーム)]