マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

マミヤRB67で適当撮影

Sentaku

MAMIYA RB67 ProS
MAMIYA SEKOR 90mm F3.8(Blue filter)
FUJIFILM 120 VELVIA100
Digital dupe : D610/Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D


フルマニュアルの中判カメラ。
マミヤRBを両手で支え持ち、うつむき加減にファインダーを上から覗く。
すると気分は市橋織江。というより、わたしの場合は
葬式で骨壷でも持って涙を堪えているかのような姿だ。

日差しの強い逆光に、通ぶってレンズにブルーフィルターを回し入れる。
そんなことしないほうがよかったかな…
とも思わなくはないけれども、機材をこねくり回しての撮影が楽しい。
絞りの形が出てくるフレアも愛しいくらいだ。
平凡な洗濯物を干す風景も今日は特別に見えるのはフィルムの力か。

単に撮りつけていないだけなのだろうけれども、
いつもデジタルで写真が身近になりすぎたこの身。
かつてお金がなくて使えなかったフィルムカメラとリバーサルフィルムが、
こうして使えるということだけでじんわりと嬉しい。
単に写っているだけで何かに感謝したくなる。

 

Sentaku

MAMIYA RB67 ProS
MAMIYA SEKOR 180mm F4.5
FUJIFILM 120 VELVIA100
Digital dupe : D610/Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D

 

6x7のブローニーフィルムに180mmをつけると、
35mm版換算でだいたい90mm相当の中望遠。
しかしアスペクト比がいつもと違うので、どうにもカンがつかめない。
すりガラスに浮かび上がる風景は幻想的だけれども、
左右逆像で合わせるファインダーは水平すらままならない。

でもこれが楽しい。現像が出来上がってきたポジフィルムと、
撮影ノートを交互に見ながら、

「ああ、このときはこんなふうに撮っていたかー
 もっとこんなふうに撮ればよかったなー」

などと後悔するフリをしながら顔は笑っている。
そして次に撮るときまで、この後悔を覚えているかは甚だあやしい。

 

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[↑市橋織江さんはRBじゃなくRZ? 細かいことはいいじゃないですか!]

1/700 日本海軍 給糧艦 間宮 1944年 (最終時)

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