FOV:15〜80mm
Nikon D90 / Micro Nikkor P-Auto 55mm F3.5
性は人造、名をジルコン。
人呼んでキュービックジルコニアと発します。みたいな。
キュービックジルコニアという名前でよくB級ジュエリーで使われる石。
ほぼすべてのカラーを作り出せ、硬度が高くギラギラ輝き、
なおかつお安いという現代の普及宝石。
石ヲタとしてはカットした人造ジルコニアにはピクリとも反応しないのだけれども、
こうしてブツ切りにされたものを出されると欲しくなるふしぎ。
このわざとらしい色!!
ギラギラと輝くガラス感!!!
すてき!!!!
軟派な石ヲタにとってみて、人工石というのもコレクション対象。
できればできあがったそのものの形。つまり原石で持ちたい。
なぜかというと、人工の石というのは人間の情熱そのもの。
キレイなものを作りたい。自然をこの手で再現したいということにほかならない。
そんな背景を思えば人の手によって作られたこの石は気高い。
石の魅力はカットだけではなく、原石だけでもない。
「こんなオレたちもまた石の魅力のあらわれだよな」
と、キュービックジルコニアも伝法にいってる気がした。
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