マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

ダイソーの粘板岩。スレートプレートディッシュに黄鉄鉱が!!

DAISO Slate plate dish

Twitterの石クラスタがまた何か妙なネタを発見したらしく。

「ダイソーのスレートプレートにはパイライトの結晶が見えるらしい」

ということを小耳にはさんだので、近所のダイソーで物色してみる。結論からいうとあった。ギリギリ肉眼で見える…かな? というレベルの結晶のものだが。

DAISO Slate plate dish

こちらがラベル。だが産地はわからない。コースターサイズと食パンが乗せられるサイズと寿司パックくらいの長めのが100円。ステーキなども乗せられる大きめな30x20cmのものが200円。マイクロマウントの標本を買ったと思えば安いし皿にもなる。

DAISO Slate plate dish

肉眼ではこんな感じ。確かにこれは鉱物趣味がないと。

「なんか金色っぽいところがあるなー」

で済ませてしまうだろう。

というわけで接写してみる。皿の状態だと撮影台に乗らず、深度合成撮影ができなかったので絞って一発撮り。

DAISO Slate plate dish

DAISO Slate plate dish

あらかわいい!!
上が大きめの長方形スレートにいたパイライト。撮影幅はいずれも長辺で10mmほど。

これマクロ域だとけっこう結晶見えて楽しいな。

DAISO Slate plate dish

るこちらは結晶が不明瞭だけれども丸形スレートにお住まいのパイライト。撮影幅は長辺15mm。わたしにはこのパイライトが天使に見える。おお、ハレルヤ…

粘板岩に空隙ができて結晶が生まれたというと、何かしら物質があって置換した結果。パイライトができたのかもしれない。観測するかぎり明瞭な生物の形を確認できなかったので、有力なところでは動物のフンなのかも。皿にするものにそんな、という気になるけど、化石というのは何かしらの死骸が多いわけであって、料理というのもつきつめれば死骸…そんなことを考えていくと食欲がなくなるのでやめよう。

楽しい観察でした。身近なところで鉱物の結晶があるとついついフィーバーしてしまう。皿として使うのはまだ先になると思うので、ひとまずレンズでも置いて撮影したりするのに使おうかなと思います。

DAISO Slate plate dish  
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