マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

桜とともに新しいバイキュはYAMAHAで行かせていただく

XSR700

これまで乗っていたGSR250に別れを告げて、バイクをヤマハのXSR700に乗り換えた。GSR250にはこれといって不満はなく、むしろ満足していたのだけれども、乗り続けて6年。そろそろ次のバイクをお迎えしようと狙い続けていた。

XSR700

ちょうど桜ほころぶ時期の乗り換えとなり、けっこう忙しい日々だったけれども機会を見つけて大洗やみなとみらい、所沢などに走りに行っていた。ただ、出先での撮影はほとんどせず乗ることに徹した。新しいバイクなので撮影を加えた邪念は危険かなと思ったからだ。

XSR700

もともとは馴染みのバイク屋で「MT-07」を探してもらっていたのだけれども、

「実はウチに700の在庫…あるよ」

と倉庫を見せてもらったらこの「XSR700」がいた。2018年モデルのなんと新車。こんなオシャンなバイクはわたしに似合わないだろうとまったく目星をつけていなかった機種。しかしCOVID-19も宇露戦争も知らずにずっとわたしを待っていてくれた、と考えるといじらしいじゃないか。

跨ってみると…いい。

「これください」

即決だった。そして乗り出し今に至る。

XSR700

一言でいうと「いい」。二言でいうと「とてもいい」。

見た目でバイクを選んだのはこれが初めてかもしれない。外観のすべてが美しいと感じてしまった。

XSR700

見た目で選んだので多少のことには目をつむる気でいたが、ハンドリングがめちゃくちゃいい。GSR250よりも二段余裕をもって曲がれる。すごいなこれ。これが「ハンドリングのヤマハ」といわれる由縁か。ブレーキも前に比べて段違いの制動力。

XSR700

のちのち調べたのだけれども、2018年モデルのこの色と形がすごくいい。最新のモデルはメーターの位置が変わり、新しい排ガス規制ユーロ5の対応のためにエキパイに触媒が足され変形し、そこをヒートガードで隠すようになっていた。新車規則でヘッドライトのポジションランプが必須になったり、フロントフォーク側面にリフレクター配置の影響も受けていない。唯一いいなと思ったのはLEDのヘッドライトたけれども、ハロゲンのフワっと立ち上がる優しい光も気に入った。

XSR700

フロントはハロゲンだけど、リアのブレーキランプはLED。当初はフロントライトをハロゲンにするこだわりがあったのかもしれない。

XSR700

XSR700

ヤマハのCP2エンジンとその周辺はヤマハだけど川崎の工業地帯みたいだ。270度クランクのクロスプレーンエンジンは180度のフラットさとは違い、まるで短気筒のような振動とトルクがある。はじめは立ち上がりのドコドコ感に戸惑うも、1000kmも走るとやみつきになった。

XSR700

前のGSR250と同じく、長く乗っていきたい。実のところあまりに乗りにくかったら新車特権の3年車検の間売ってしまおうかな。とも思っていたが、うまく付き合っていけそうだ。

GSR250は

GSR250

4万3000kmほど走った。6年でこれが長いか短いかはよくわからないけれど、雨の日も風の日も事故った日も乗り越えよく走ってくれた。

GSRは乗ったときに見下ろす景色がとても好きだった。この景色はバイクに乗らないと見えないアングルだけれども、ここの印象で愛せるか愛せないかが変わってくるかも。

GSR250

こちらがXSR700の着座視点。

XSR700

GSRよりもすっきりしていて少しタンクにヒザ当たりが硬い気がした。しかしこれは慣れる。慣れたらこちらのほうがむしろよく感じる。愛せた。

燃費は排気量差があるのでさすがに落ちた。リッター26kmくらい走っていたのが、XSR700では1L/20kmほどに。しかし大型にありがちのハイオク指定ではなくレギュラーガソリンでOKなのが嬉しい。

XSR700

唯一ここだけは慣れない。というポイントはキーの脱着。メーターまわりに圧迫されて冬用グローブなどをしているとなかなか操作できない。でもいいんだ。装飾用のヤマハ音叉エンブレムがかっこいいから許す。XSR700については箱などつけず、このままノーマルを崩さずスタイルを保っていきたい。

 

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[↑一年くらいしたら純正パフォーマンスダンパーは入れたいカモ~]