街に猫がいればだいたいがんばれます。
とくに新顔。仔猫だったらなおさら。
この写真を撮ったのは夕方も夕方。あたりは薄暗いをちょっと通り越したくらいの明るさ。
いろいろ設定を変えて調べた結果。わたしが許容できるのはISO3200のF2.8。シャッタースピードは1/40まで。
感度をそれ以上にするとWEBに上げるサイズでもザラつきが許せないし、F2.8のSS1/40までがなんとか手持ちで撮れる限度だ。
暗くなったときはもうこの設定にして連射で猫たちの動きを止めて写す。
連射で取れば3〜4枚に一枚はブレなく撮れる。
むろん猫にスピードライトの光を当てるのはご法度だ。
たまたま50mmF1.4を持っていればSSをもう一段上げてF2で撮るのだけれども、わたしは基本的にレンズいっこしか持ち歩かない。
だが、デジタルになってISO感度が自由に選べるのは幸せなことだ。
昼でも夜でも猫たちの凛々しい姿を写すことができるのだから。
この仔は触らせてくれそうだけど近寄るとちょっとだけ逃げる。
「あ、触らせてくれないのか」
と立ち去ろうとすると追いかけてきてちょこんと座り、しっぽをパタパタする。
そしてまた触らせてくれるのかと近づくと逃げる。
この距離感がなんだか嬉しい。
帰り道、ふと猫たちの無垢さに心がゆるむ。
わけもわからず涙が出てきてしまった。
恥ずかしいので暗い道を選んで家に帰る。
いつまでもつかず離れずの隣人でいておくれ。
にほんブログ村
[↑いつも抜け毛取りのクシを装備してます(キリッ]
=========