マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

一粒の燐銅鉱をNikon Z5で

Libethenite

Libethenite
Rokana mine Copperbelt Zambia
FoV=37mm
NIKON Z5/bellows/Macro-NIKKOR 65mm 1:4.5

 

ちょっと前にニコンのミラーレスカメラ『Z5』を導入したので、高倍率マクロを試してみる。Z5は日々持ち出し用と猫様を撮るカメラとして導入し、家撮りマクロはD850というのは変わらないと思う。いかしいずれはZマウントにシフトしていくと思うので、今のうちに洗い出せるF→Zマウントでの不具合を見つけるためにも慣れておこう。とはいえベローズを介しての高倍率マクロ撮影は、最終的に自分のマウントにもっていければ何でも使える。この自由度の高さがベローズマクロ撮影のいいところだ。

被写体は先日の秋葉原ショーで買った燐銅鉱。地味な装いながら窪地にちょこんとひとり立つ姿の凛々しさにお持ち帰り。

Libethenite

FoV=9mm
NIKON Z5/bellows/NIKON MM-Serise Object Lens 3x

 

ザンビアはカッパーベルトのロカナ鉱山よりお越しだ。カッパーベルトはその名の通り銅が豊富な鉱山帯で「あーカッパーベルトね。あのそのアフリカの」という非常に曖昧な覚え方をしている。アフリカの広さを考えると「アフリカ産」というのは集める側からすると「地球産」くらい曖昧だ。

積みムラが気になるところがかなりあるものの、まあFマウントカメラと同じように撮れそうで一安心。なんだかんだでZ5を購入する前からアダプタ類は集めていた。どうせ次に買うカメラもニコンに違いないと思っていたからだ。

Z5は表面照射型CMOSという撮像素子を積んでいて、他のニコンフルサイズミラーレスのZ6とZ7は裏面照射型COMSというものを積んでいる。わたしがZ5を選んだのは肩液晶のないすっきりとしたデザイン、SDカードスロット、コストパフォーマント。そして表面照射型の撮像素子だったからだ。

といっても今使っているD850が裏面照射型のCOMSだったので、どうせだったら違うタイプのものを使いたい。というくらいの理由だ。なお、裏面照射型のほうが高感度耐性があり、ISO感度を上げたとき暗所でもよく写りなおかつAFが早いといわれている。

Libethenite

FoV=100mm
NIKON Z5/Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D

 

寄って撮ったときの盆栽感。接写が好きなわたしとしては、標本全体をまるっと写すことは稀だが愛用のFマウントレンズのひとつであるズームマイクロニッコールもZ5で試写しておく。まあ当然ですがフツーに撮れます。f/11まで絞ってISO100でパシャリ。

新しい機材はいいものだ。写欲が湧く。今年中にはZマウントのNIKKOR Z MC 105mmも手に入れたいところだ。

 

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[↑Z5めっちゃ軽くて楽~]