Z5を導入してから、やっぱりFマウントの数々のレンズが使いたい欲が出てくる。でもまあわたしが持っているGタイプレンズは数本。たいていは古いマニュアルレンズと、Dタイプが数本。どうせDタイプはAF使えないし、ニコン純正のZマウントアダプター『FTZ』を買うのも大仰かなあと、サード製のマウントアダプタを購入。
ほーう、オシャンテなパッケージ。Gタイプレンズの絞りを手元の絞りリングで使える。価格もお手頃。ということで一本購入。
質感はとてもいい。デザインもいい。ロゴも最低限のチョイスでわかってる。純正レンズとの見た目相性も悪くない。いいんじゃないかと思ったら、内部の造りがちょっと微妙だった。下の写真をよく見ていただきたい。
反射防止コーティングの黒塗りのところにムラが… これだけツートンに見えてしまうと精神衛生によくないので、もう一本頼んでみた。
左側が新しい方。まだマシであるのだけれども、妙にムラがある。新しい方を残して、ツートンがひどいほうを返品。さるマクロマニアの方は同じブランドの他マウントアダプタを買ったところ、黒いアルミのままで内面反射コーティングがなかったという。マウントによっても違いがあるのか…
しゃあない。しばらく使ってみるかと思ったけども、このアダプタ。Gタイプレンズに特化していて、DタイプやMFレンズの使用ですこし困ったことに。DやMFレンズだと絞りリングがマスターレンズ操作できず、アダプタ側の絞り値によって強制的にプリセット絞りになってしまう。
まずマスターレンズの絞りをf/5.6にする→アダプタ側の絞りを回しきるとf/5.6になる→違うF値にする場合は、マスターレンズ側の絞り値を変動させてからアダプタの絞りを変える……やりにくい。
※すみません… URTH側の絞りを最小絞りにしてから本体側の絞りリング操作で解決しました。ご指摘ありがとうございます。
Zマウントアダプタ、かにかにどこかに?
そして「やっぱり新品純正手に入るならそうすべき」という結論におちつく。
カメラマニアあるあるだ。
FTZについてはもうレポートの必要がないくらい問題ない。マグネシウム製の堅牢な造り。AFの正確さ速さ。使用感。すべてバッチリ。見た目がイマイチなのを除けば……
[↑FTZ。Gタイプニッコールにつけて起動するとウィーンガシャガシャってロボっぽい音する]