マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

チープなり、CSマウントレンズ

FUJINON CS MOUNT LENS

 

CSマウントというのは主に産業、工業用カメラなどに使われる。
小さい素子にできるかぎり都合の良い焦点距離を合わせるため、
フランジバックが12.5mmと極端に短い。

CSマウントは比較的新しいマウントで、ひとつ前のCマウントと比べ
よくいうと作りがより現代的。
悪くいうとプラスチック感があってチープ。
フランジバックが短すぎるため、ミラーレスカメラでも使えるカメラは限られ、
さらに画質は全体的にそれほどでもない。
という、今ひとつ人気のないレンズといっていい。

HAWK'S FACTORY CS→PENTAX Q Adapter

 

そのせいか各社現行マウントに対応するCSマウントアダプタというのは少なく、
わたしは上写真、台湾の『HAWK'S FACTORY』のCS→PENTAX Qアダプタを使っている。
他に選択肢がないのだ。

だが、下手なCSマウントレンズよりアダプタのほうが高いため、
これまた人気のなさに拍車をかける。
マウント経はCマウントとまったく同じなのだが、厚みだけが違うのだ。
なのにこの値段の違いという気持ちでいっぱい。

 

PENTAX Q with FUJINON CSmount lens

装着した見た目はなかなかなのだけれども…
上のレンズはスペック的にも「1.4-3.1mm」のF1.4通しと豪勢。
35mmの焦点距離に換算するとおおよそ7.7mm~17mmの魚眼広角レンズとなる。
といっても広角域ではかなりケラレが発生する。

いくつかのCSマウントレンズを使ったが、写りはそれほど期待しないほうがいい。
超広角では画面にケラレが発生することも多いし、
開放F値が明るいが、開放では色転びがひどいし、まともに解像しない。
絞りやピントなど、一度設定したらあまり設定を変えない産業レンズであるから、
操作性はよくない。

とりあえず写っていることがわかるレベルというものが多い。
性能を求めてCSマウントを求めるならば回れ右をオススメ。
あるいはDマウントを勧めたい。

 


どうも何を撮っていいかわからず、連れ出すことも少ないので作例のストックがない。
いずれ作例を出すこともあるだろうけど、期待するほどのものではないし、
こういうのは自分で撮るのが楽しい。
なので、CSマウント仲間が増えることを願ってレンズの写真のみを流す。

 

『FUJINON YV2.2x1.4A-2 1:1.4/1.4-3.1mm』
FUJINON YV2.2x1.4A-2 1:1.4/1.4-3.1mm

 

『FUJINON TV LENS 1:1.3/2.8 YF2.8A-2』

FUJINON TV LENS 1:1.3/2.8 YF2.8A-2

 

『FJINON 1:2.8/75mm HF75HA-1』

FJINON 1:2.8/75mm HF75HA-1

 

『FUJINON  YV2.7x2.9LA-2 1:0.95/2.9-8mm』

FUJINON  YV2.7x2.9LA-2 1:0.95/2.9-8mm

撮影 D610/KONICA UC Zoom-HEXANON AR 80-200mm F4

 

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