ジャンク扱いでMicro Nikkor 55mm F3.5を手に入れた。
ピントリングのゴムはない。フィルターのガラスはなく枠が歪んで外せない。
外装のスレは無数。レンズの前玉後玉にはびっちりとホコリが積もっていて、これを取り除く薄いとキズが出てきた。
救いはカビが出ていないことと絞りに油が回ってないことが救いだ。
状態なりのお値段でおまけに引き伸ばしレンズがついてきたからよしとしよう。
55m/F3.5のマイクロニッコールはキレイなのをひとつ持っているのだけれども、こちらはAiではないのでD90につけるとボディを破損する可能性があるかもしれない。
文字が入っている位置も違うなどデザイン的にも違うし、ジャンクでもいいから資料で手に入れておこう。
そんな軽い気持ちで手にしたのだけれどもこれが本当によく写る!!
さすがは頑健さと解像度でおなじみニコンのマクロレンズ。
たとえジャンクであっても。刀折れ矢尽きるとも戦えるレンズだ。
というわけで拙作例など。
このダイナミックレンジの豊かさとシャープネス…
ひさしぶりに単体露出計持ち出して、出勤前の時間にせかせか撮ってました。
時間かかるけど露出計で撮るといい写真撮れる気がしますなあ。
ニコンのいいところは、こういう大昔のマニュアルレンズがとくに加工しなくとも使えることですね。
かつ写りも今のレンズにひけを取らない。これがあるからジャンクや古レンズはやめられない。
ニコン1で新しいマウントが出てきたけれども、これからもFマウントは変わらずいてほしいものです。
変わることや使い捨てが激しいこの昨今。ニコンにはいいものを作ってもらい、ものを大事に使い続ける心を守ってもらいたい。
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