たまには通らない道を通ってみよう。
そんな気分のときにはたいてい面白いものを見つける。
ほぉら見つけた!!
合掌してからばしばし撮影させていただく。
すると背後からチャリに乗ったじいちゃん。
「おぅ! そこの扉開けてみるといいよ!!」
「わっ、びっくりした。でもいいんですか?」
「いいんじゃねぇのー? そこは桃太郎神社ってんだ(どこかに消える)」
と言い残して去っていった。
…さすがは下町。地元情報ありがとうございます。
神社というのは写真右端のもので、あとは仏像のようだ。
平素、こういうものの中身は恐れ多くて開けたりできないのだけれども…
いいのかなあと思いつつも柏手を打ってご開帳。
御かんばせの塗料はずいぶん剥落しているものの、これはまさしく桃太郎。
日本人であればたいていの人間がわかるこのモチーフ。
左右にはそれぞれ赤鬼青鬼の面が。
じつに細かくて品のいい作りこみのご本尊(柏手)。
賽銭箱のようなものはなかったので、祠の中に賽銭を置いて去る。
これを管理されている方が、干菓子か水菓子のひとつでも置いてくれると嬉しいなあ。
この場所が末永くこの街角にありますように。
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[↑街角のお地蔵様ってイカす]
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